ひとり暮らしのモノ選びと収納

春は進学や就職に伴い、お子さんが一人暮らしをするという方も多いのではないでしょうか。

わが家も娘が就職した際「初めての一人暮らし」を経験。入社後、既に転勤がありましたが、ひとりで引っ越しもできています。

引っ越しに伴う、初めてのひとり暮らしのモノ選びと収納について書いています。

ライフスタイルに合わせよう・衣類編

 ライフスタイル(学生から社会人)が変わればモノも見直しが必要です。 

引っ越す前に、自宅で衣類は整理していきました。

持参する衣類は、これからの生活に必要なモノだけにします。

事前の準備として、引っ越し先の収納スペース全ての採寸。

転勤が多いので、家で使用していた収納ケース MUJIのポリプロピレン収納(幅55cm×奥行44.5cm)ごと引越先へ持参します。

MUJIのクローゼットケースは一般的なクローゼットの奥行にちょうどいいサイズになっています。

引っ越しの度に、収納用品を買わなくても良いし、定番商品なので買い足しもできるので便利です。

動線を考えた収納

クローゼットは引き戸タイプ。右側と左側の収納の役割を考えます。

クローゼット右側(収納前と収納後)

扉を開けた右側に、日常に使用する衣類やタオルを収納。日々の身支度や洗濯後の収納は、右側だけを開ければ済みますね。

左側には、休日やオフシーズンの衣類を収めました。上段の棚にはオフシーズンの制服や書類を収納。

収納スペースの役割を考えると、少ない動線で日々の生活が楽になります。

服はハンガーの数で管理

親・子の片づけマスターインストラクターとして、娘と片づけをする時は、自立に向けた関わり方を心がけてきました。

その中でも一番伝えたかった事が「適正量」

 自分が管理できる量が、その人にあった適正量です。 

ひとり暮らしになると「洗濯すること」も管理に含まれます。

 洋服を買うときは、ハンガーを増やさないよう意識する 

ちょっとしたことですが、これだけでも洋服の量を維持することに役立ちます。

モノが増えれば、それだけ管理をする、「手間」と「スペース」が必要になります。女子の場合、洋服は増えがちなアイテムです。

ひとつ買ったら、ひとつ手放す!その方が、おしゃれも楽しめますね。

使用しているハンガー

色々なモノを試した結果、ハンガーも家族の好みが分かれます。今回は娘の好みのハンガーで選抜しました。

収納道具は今あるもので・リビング編

会社の寮は家具・家電付きの1R。

家具の持ち込みはNG!荷物は最小限!と事前に言われていました(転勤が多いせいですね)

自宅で使っていた収納道具を

引っ越し先の備え付けのTV台の下へIN

  • (引き出し・MUJI)文具など細かいモノ
  • (かご・ニトリ)上・メイクセット、下・食料品ストックなど

これらのカゴを収めるために一つだけCAINZのカラーボックスを買い足しました

カラボといえばニトリもありますが、同じホワイトでも木目がCAINZさんの方が好み。

あと表面に穴がない方が好み^^;

値段はCAINZの方が若干高いのですが、背板部分に固定金具があるため中板を固定しなくてもぐらつきがありません。

 家にモノを入れる時、サイズはもちろん、どれくらい使うか?どうなったら手放すか?も考えましょう。 

たとえ100均であっても、一度家に入れると出す(処分する)は難しいので、収納道具を買う時は慎重に。

足りないくらいがちょうど良い・キッチン編

キッチン用具も食器ももちろん最小限。

サイズと収納するものを自宅で考えた上、収納はセリアで調達しました。

使っているラベルプレートはこちら>>宮成製作所のLAVEL PLATE

足りないくらいがちょうど良い

親として、1人暮らしで心配なのは急な体調不良。

具合が悪くて買い物に出られない・・・一人の時は、それがつらいですね。

収納のカゴ2つは非常食

ローリングストックとして、引き続き備蓄する習慣にして欲しいので、一人で食べられる量のみ準備。

 食材を腐らせるより、料理スキルに合わない調理器具が増えるより、足りないくらいがちょうど良い! 

「これで代用できるかな?」そんな工夫が生活力を育みます。

その後ローリングストックはどうなったのか・・・

>>自立の準備・災害対策は出来ていた?

暮らしは毎日続くから

日々の生活は背伸びしないことが一番です。

(料理を教えなかったせい・・・もあるかもしれないけど)慣れないうちは、食事は買って済ませてもよいと思います。

余裕ができたら料理も楽しめば良いと思う。

 片づけも同じ。いつもきれいでなくてもいい、ちゃんとリセットできればOK! 

暮らしは毎日続くから、無理せず新生活を楽しんでほしいと思います。

子どもに寄り添うお片づけ

片づけを通した子どもへの関わり方は、私自身も「親・子の片づけインストラクター2級認定講座」の学びがベースになっています。

子どもは自立しても、迷ったり不安な時は寄り添う必要もあり、親から子へ伝えていかなくてはならない事がまだありますね。

▼片づけだけでなく子ども・家族との関わりも学べます