コレクターにベストな収納方法とは(家族の片づけ)
親・子の片づけマスターインストラクターとして、講演では「家族の片づけ」に関するお話もたくさんします。
子どもの年齢が上がると、趣味のモノ(洋服、コミック、アクリルキー、缶バッチなど)の収納に関する相談が増えていきます。
子どもの成長に対応する
わが家でも、小学生から中学生は勉強に集中出来る部屋、高校生は自立に備えた部屋と、 片づく仕組み を変えつつ、子どもの成長やライフスタイルに合わせ 関わり方 も変えてきました。
ファミ片マインド(親・子の片づけ教育研究所の考え方)は、子どもだけでなく大人にも有効です。
親・子の片づけ(ファミ片)とは、
片づけの「仕組み」×家族の関係性「家族力」で問題を解決していく。
これが親・子の片づけ教育研究所がお伝えする家族の片づけ(ファミリーの片付け=ファミ片)です。一般社団法人 親・子の片づけ教育研究所HPより https://oyako-katazuke-edu.jp/
ということで、今日は趣味のモノが多い大人向けの部屋作りバージョンです。
コンテンツ
好きなモノはあえて収納しない
大学生や社会人になり、バイトや仕事を始めると自由になるお金の額も大きくなります。
子どもに限らず、パートナーがコレクションが多いという方もいるでしょう。
「これ以上買わないで!!」と言いたいのは山々なのですが、それを言うのは逆効果。
(見えない場所に収納されます^^;)
スペースを決めて飾ろう!
高校生になど進路を考える年齢は、様々な「自分の好き」を知ることも大切な時期です。
勉強と趣味の時間も、自分でコントロールするようにもなってきます。
そこで、わが家ではバイトを始めた高校生からこんなルールを決めました。
せっかく買ったコレクションや好きなモノは収納しないでガンガン飾る!使う!
但し、スペースは守ることリビングなど共有スペースにはみ出したり、置きっぱなしはNGというルール。
片づけるタイミングはとても大事
子どもから「片づけようかな~」とか「これ飾りたいんだけど・・・」と相談されたらチャンス到来です。
いくら親が「片づけて!」と言っても、本人がその気にならなければ片づけは上手く行きません。
本人が片づけたいと思った時のタイミングを逃さないようにしましょう。わが家にもそんなチャンス到来したので実例を(^^)
収納グッズを買う前にするべきこと
長女が社員寮に入ったため、現在次女は1人部屋(これまでは2人で1部屋)
彼女は長女に比べモノは少ないのですが、コレクションが多い^^;
今回は、自分用の本とCDの収納+飾りスペースが欲しいというので、収納グッズを買う前にしっかり収納計画を立てます。
収納グッズは大は小を兼ねない!
収納道具は収納力が大きければ良い、という訳ではありません。
重要なことは、何をどれくらいの量いれるか!本やCDなどはお気に入りを厳選、実際の冊数を数え、飾りたいモノも並べてみます。
こうして趣味のモノも改めて見ることで、好きの優先順位や傾向の違いを感じることがあります。
最近のテイストと違うかな?と、今後購入前に考えてくれたらもうけもの・・・くらいのスタンスで見守ります(^^)
収納するモノと量が決まったら、いよいよグッズを購入します。
わが家で購入した本棚と飾り棚
本やCDを飾る本棚は奥行き17cm。コミックが多いわが家では、山善のコミック収納ラックは3台目(私専用もあり)
本棚の上のスペースは飾り棚にしたいということで、つっぱり棒マスターである母がLABRICOを提案
つっぱり棒マスターとは
突っ張り棒製品トップシェアを誇るメーカー、平安伸銅工業株式会社が認定する資格。
お片づけのプロとして突っ張り棒の正しい使い方、便利な活用術など、突っ張り棒のノウハウを取得しています。
LABLICOでお気に入りスペースをDIY
材木をつっぱるのは本棚から天井まで、有孔ボードと組み合わせ飾るモノは軽量(キーホルダーくらい)なので1×4アジャスターを購入しました。
材木はホームセンターでカットしてもらい、自分でステイン材を塗っていました。
何を飾っているかは、本人の許可がないため画像はありませんが、
本棚の厚みのスペースで本もコレクションも収まりました(^^)
有孔ボードの飾りに使用したモノ
CAINZ(パンチングボード用 フックA 黒キャップ 4ヶ入)
フックははダイソーも含め色々ありますが、2カ所の穴で固定できるタイプに。
(画像はありませんが、アクキーを飾るのにピッタリです。缶バッチは有孔ボードの穴から針金などで固定できますよ~)
宮成製作所(ラベルプレートMサイズ マットブラック)
収納のラベリングに使用するプレートですが、Mサイズだと名刺サイズが入るので額としても使用できます。
(イラストをそのまま飾るより素敵)
お気に入りから生まれる意外な効果
お気に入りスペースができたことで、飾ることを意識したモノ選びに変わったようです。
また、季節によって入れ替える、掃除をする(!!)など、心地良さを長続きさせるようにもなります。
コレクションが多い家族には、スペースを決めて飾る方法がおすすめです。
親・子の片づけが体系的に学べます
わが家のお片づけ事例満載でお話ししてます。
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小学校5年生の家庭科で学ぶようになった「片づけ」。整理整頓を習慣化するには家庭でのサポートが大切です。年齢に合わせ子どもが片づけしやすい環境やおうちの方の接し方をテーマにお伝えいたします。
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