進路の選択に役立つ・高校生の部屋の片づけ( 1)
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テーマは思春期のお片づけ
この記事は、私が整理収納アドバイザーを目指していた当時「1級の2次試験発表」のための実例です。
お片づけのテーマは「思春期の高校生」、高校2年生の女の子とのお片づけレポです。
汚い部屋をなんとかしたい!
クライアントアントは高校2年生の女の子。
片付けたい場所はもちろん自分の部屋、そして要望が2点
- 自分以外のモノを部屋から出したい
- 好きなモノに囲まれた部屋にしたい
間取りと現状の様子
- 正面のAの机・・・受験時の教材
- Bの黒い棚・・・・幼児期のおもちゃ
- Cのベッドの上・・クローゼットに入りきらない服など
部屋が片付かない理由がわかりました
確かに、彼女の言うように「自分以外のモノ」も部屋にはありましたが、
1番の理由は、今の年齢に合わないモノが多数あること
そのため、今、必要なモノが収まらない状況でした。(これでは戻す場所がないよね~)
机からスタート(見取り図・Aの机)
さっそく、本人と一緒に机を片付けます。
すでに高校生なので、机上の受験時のテキストはもう必要ないですね~
(画像掲載許可頂いています)
今の自分に必要か考えよう
机の中身を全部出したら3つに分類
- 使っている
- 使っていない
- 処分する
さすが、高校生!判断のスピードが速い!!
迷った時だけアドバイス、「今の自分に必要ですか?」
その答えを知っているのは、子どもであっても本人です。しっかり答えを導き出します。
▲ 引き出し内の「処分するモノ」
書きかけのメモや、使いづらい文具は思いきって処分 。
- 使ってないけど保管したいモノ・・・絵の具・色鉛筆・カラーペン
- 思い出のモノ・・・・お友達との手紙・プレゼント・記念品
いずれも使わないモノはひとまとめにし、今、使っているモノとは別の場所に収納を考えます。
判断は本人に任せる
将来的に使うか迷うもの、人に譲る予定のあるものは、後で保護者に確認してもらいますが、
使っている・使っていないの判断は本人に任せます。
これは小さなお子さんの場合でも同じです。
ママとしては「え~捨てちゃうの?!」とか・・・
「おばあちゃんに買ってもらったのに?!」とか・・・
ついつい、言いたくなる気持ち、すご〜く良くわかります!
でも、その言葉でお母さんの様子を気にしてしまい、次第に判断が鈍ります。
そこは、ぐっと我慢して欲しいのです。
何より、本人が捨てる痛みを感じています。
ちょっと無駄遣いしちゃたかな〜と感じた彼女
「これからはよく考えて買う!」と約束してくれました。
人生は選択の連続
この年代は、進路や将来の様々なことを自分で選択する時期です。
モノと向き合うことは自分と向き合うこと
今の自分にとって、何が必要で何が不要なのか
優先順位も含め、整理は判断を鍛える良い訓練になります。
思春期こそお片付け!!おススメします。
机の配置を変更して終了!
机上の棚一段分を撤去し、側机は「左利きに合わせ左側」に設置
毎日の不便は慣れると気づかないものですね。
その上は、お気に入りの通学リュックの置き場になりました。
部屋も明るくなりました。
高校生にもなると、机の中身は意外とすっきり
- 1段目 アクセサリー
- 2段目 デジタル機器
- 3段目 ファイル・ノート類
んん?!勉強道具が少ないか~?!まあいっかぁ~
ひとまず机が終了、次回高校生の部屋の片づけ2へ続きます。
幼稚園・保育園・学校・PTAの講演もお請けします
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