食品ロスも防ぐ!キッチンワゴン×100均でできる「小分け」水耕栽培のすすめ
収納とはあまり関係ない「庭なし×西日の逆境に負けない!ベランダ菜園」チャレンジコラムです。
庭はないけど家庭菜園は楽しみたい、でも、ベランダは西日が強く植物にはなかなか厳しい環境。
そんな中で2019年頃から始めた水耕栽培。
水耕栽培とは、土を使わず液体肥料で植物を育てる方法です。
室内で育てられるから、虫が苦手な人にもおすすめ、2025年Versionの紹介です。
最近、 野菜が高い・・・
ちょっと付け合わせが欲しいな~とか、香味野菜がちょっと使いたいというときにキッチンで収穫できる野菜があると便利。
たくさん買っても傷むくらいなら、食品ロス削減と節約の両立を兼ねた水耕栽培は理想的。
去年までは、プランターいっぱいに種を撒いて大量収穫を狙っていたのだけど(欲張りかw)使い切れないのは一緒
そこで、今年は使う分だけ収穫できるように改良しました!
必要なものはこれだけ!ほぼ100均で揃う材料リスト
- ダイソー:豆苗プランター
- 台所スポンジ(うちにあったカインズの毎日取り替えスポンジを使用)
- ダイソー:クリアカップ70ml
- ダイソ-:水で増える園芸土(なくてもOK)
- ミックスレタスの種(どこのでもOK)
準備編:キッチンワゴンをミニ栽培棚に変える方法
キッチンワゴンは必須ではありませんが、キャスター付きのワゴンなら、
日中は陽当たりの良い窓辺に設置、掃除の時もラクに移動できるので移動式キッチンガーデンとしてDIYしました。
作り方はカインズWEBメディア”となりのカインズさん”で紹介しているので参考にしてください。
外部サイト「となりのカインズさん」>>>キッチンワゴンのアレンジDIYで「移動式家庭菜園」を作ってみた
栽培編:土を使わずにベビーリーフを育てる手順
1.クリアカップの底に穴を開ける
試飲用などに売っている70mlの小さなクリアカップ。
底のくぼんだ部分くらいを目安にカッターとはさみで穴を開けます。
このサイズを選んだのは豆苗プランターに6個ピッタリ入るから。
2.底にスポンジを敷く
以前はスポンジの厚みを半分にカットしたりしていましたが、最近はすでに切り込みが入っている使い捨てスポンジを使用。
薄めで植床にぴったり!今回はうちにあった「毎日とりかえスポンジ 30枚入り」(カインズ)を使用しています。
3.スポンジに種をまく
スポンジに水をしっかり含ませて種を撒きます。
4.水で増える園芸土をかける
スポンジのまま育ててもOKですが、発芽するまでの乾燥防止と、発芽後の根本を安定させるために「水で増える園芸土」を使用しています。
圧縮されているので保存に便利ですが、戻す作業が意外と大変なので次からは「捨てられる土(原材料はココヤシピート)」を買おうかな。
※「水で増える園芸土」は塩類を含んでいるので水で戻すとき3回洗うといいそうですよ。
参考にしたのはDaisuke Miyazakiさんのサイトです。
5.発芽したら液体肥料で育てる
発芽したら液体肥料で育てます。液体肥料は「ハイポネックス 微粉 プラントフード 500g」を水耕栽培用の濃度に薄めて使用します。
6.食べる分だけ収穫
根本がカップごとに分かれているので、必要な分だけ収穫すればOK。
キッチンワゴンで小分け栽培のメリット
- 小さな栽培スペースでキッチンガーデンができる
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必要なときに使う量だけ収穫できる=食品ロスゼロ
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インテリアとしても癒やしになる
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成長を楽しみながら節約にもなる
一回分でもサラダの彩りになります。
今日から始める“食べるグリーン生活”
スプラウトならスポンジだけでも充分育ちます。
使う分だけ収穫して、空いたカップではまた他の種類を育てればいいので2025年度はこの「小分け栽培」を続けてみたいと思います。
水耕栽培、初めての人はスプラウトからでも楽しいですよ!